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2006年06月23日

救命救急センター一歩前進

22日、初めて一般質問を行いました。救命救急センターについて、高橋市長は先日、三条市医師会の草野会長とともに泉田知事と面談し、詳細な議論を行ったことを明らかにしました。

市長や草野会長が、専用病床10ベッド程度を持ち、内科、小児科、外科系の3科の医師を配置した1・5次救急センターを設置すれば、救急患者の受け入れ先がなかなか見つからない救急医療の現状を大幅に改善できると提案、知事に協力を求めたのに対し、知事は同センターに対する公立病院の医師の派遣は無理としたものの、地域の民間病院の開業医や勤務医の先生方の協力が得られるなら県央にぜひ設置してほしい、県としても財政的な支援は行うとの考えを示されたそうです。高橋市長も前向きに取り組む姿勢です。地域の医療関係者の協力が得られれば、そう遠くないうちにセンターを設置できそうです。

400ベッド以上の病床を備えた2・5次、あるいは3次レベルの救命救急センターについて知事は「県立加茂病院、吉田病院を廃止するなら、公設民営の救命救急センターの県央設置は可能」との考えを示したそうです。加茂、吉田病院廃止となると地域の反対も予想されます。市長には県立以外の経営形態での存続も含め、あらゆる可能性について燕、加茂両市長と真摯に、前向きに話し合ってほしいと要望しました。

ところで初めて壇上に立って質問をしてみたわけですが緊張して早口になってしまいました。議員席や傍聴席を見渡す余裕もなく、最初は私を選挙で応援してくださった皆さんが傍聴してくれていることにも気付かず、あとで感激した次第です。次回はもっと落ち着いて質問できるよう頑張ります。

2006年06月15日

初の一般質問

6月定例会が19日から始まります。私にとって初の定例会です。
15日に一般質問の通告をしてきました。16日の議会運営委員会で質問の順番を抽選で決めます。
壇上に上がるのは初体験ですので、緊張しそうです。
話すより書く方が慣れているので、登壇までにしっかり原稿を作っておこうと思っています。
通告内容は次の通りです。

1 救急医療体制の整備について
   市民が適切な救急医療を受けられるようにするために
   県央地域に救命救急センターを設置する必要があるのではないか

2 学校選択制とスクールバスについて
   (1) 学校選択制を検討する時期がきているのではないか
   (2) 選択制も見据え、児童生徒の安全確保のためにスクールバスを
      導入すべきではないか

3 新市建設計画と栄インターについて
   北陸自動車道栄パーキングエリアにETC専用のスマートICを設置できないか
   合併特例債は栄ICのような事業にこそ投じるべきだ

4 各種計画と委託料について
   総合計画から産業振興計画まで計画づくりが多すぎる
   コンサルタントのためではなく、市民のためにつくる計画であれば
   委託料を減らし、自前でつくる努力をするのが行政のプロである職員の務めではないか

2006年06月05日

新人議員研修

5月31日と6月1日の2日間にわたり一期議員所管事務概要説明会、6月2日には市内公共施設視察が行われました。いわゆる新人議員の勉強会です。

合併によって行政組織が大幅に変わっており「えっ」と思うこともいくつかありました。例えば市民活動の側から見れば密接にリンクしている「防犯」と「防災」が行政サイドでは「防犯」は地域振興課、「防災」は行政課というふうに所管が別々になっていました。

また島田会館やパルムセンターの所管は他の施設のように教育委員会や商工課などではなくなぜか予算編成を行う財務課になのだそうです。

市税や介護保険料、保育料、公営住宅使用料、幼稚園授業料などの収納を一括して行う収納課が新設されたそうですがなぜか水道と下水道使用料の収納は本庁では会計課が窓口となるのだそうです。

今回はあくまで説明会であり、具体的な質疑は別の機会に持ち越しとなりましたがこうした所管の割り振り方は、市民の利便性より行政サイドの理屈や都合を優先ているのではないかと感じました。市税などは収納課、水道料は会計課と分ければ、役所側はいいかもしれませんが市役所を訪れた市民は慣れない庁内を行ったり来たりしなければなりません。

いまは合併直後の過渡期という面もあるのでしょうが早いうちに「市民満足度」を念頭に置いて部課や所管業務の見直しをすべきと思いました。

2006年05月24日

臨時会終了

22,23日の2日間、臨時議会が開かれました。メーンは議会人事。
2年に1度、人事に伴う空転が名物のようになっていた三条市議会ですが
今回は混乱もなく、すんなりと決まりました。

22日午前10時、初めて議席に座らせてもらいました。
最前列とあって理事者席はすぐ目の前。
市長はじめ記者時代から可愛がっていただいた部課長さんたちの
視線が妙に照れくさく
ニコニコしているのも変なので
ひたすら真面目な顔をして座っていました。

本番は6月定例会。
早いうちに一般質問の準備に取り掛かろうと思っています。

2006年05月21日

22日から初議会

5月22,23日に臨時市議会が開かれます。私にとって初議会。議席番号は4番で、議場では最前列となります。日本の議会は国会、県会、市町村議会とも当選回数の少ない議員が前列、回数が増えるにつれて後列に座るのが慣例となっているようです。

議会内会派は自由クラブに所属しました。自由クのメンバーは14人。議会サイドから行財政改革を推進していかなくてはなりません。
 

臨時会の議事の中心は議会人事。これまでの協議で議長は自由クの村上幸一氏、副議長は自民クの西川重則氏に内定しました。議会人事をめぐる空転が当たり前になっていた三条市議会。今回はその悪しき習慣を一掃できそうです。
 

私自身は民生常任委員会、議会運営委員会、三条地域水道用水供給企業団議会などに所属することになりそうです。民生常任委員会を希望したのは救命救急センター、保育所民間委託、斎場・ごみ処理施設・し尿処理施設建設などの問題があることが第一、同時に障害者・高齢者福祉や医療など今後、大きな変化が予想される諸制度をしっかり勉強したいとの想いからです。

市役所では三条新聞記者時代以来、ほぼ3年ぶりに会う職員の皆さんも多く、この間、行政でどんなことがあったのか、いま何が課題なのかといった情報収集に努めている毎日です。
 

2006年04月27日

三条市議会議員選挙で当選

皆さまのご支援により2,643もの得票を得て三条市議選に当選させていただきました。

新人の私がこれほどの得票をいただいたのは、ひとつは市議会の現状に対する批判票であり、新人を出せば変わるのではないかという期待票であると思います。

同時に直接、私を知らない皆さまも投票してくれたということは、私をご支援してくださった方々の信用を私がお借りしたということでもあります。

そうした皆さまの信用を傷つけたり、新人に対する期待を裏切ったりすることがないように、また市民は議会の現状に対して厳しい視線を送っていることを忘れることがないように、4年間、頑張りたいと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

2006年04月03日

市議会刷新パーティー

4月2日、事務所開き兼市議会刷新パーティーを塚野目の事務所で開きました。

「市政を変えよう!」との想いを共有して下さる多くの皆様からご参加頂き、盛会裏のうちにパーティーを終了することができました。

皆様のご激励に感激するとともに、改めてご期待を裏切らないよう全力で頑張らなければならないと決意を新たにしました。

行財政改革の断行!議員定数削減!

 「三位一体改革」などで三条市の財政も危機的状況に陥っています。

ことし三月策定の「経営戦略プログラム」を絵に描いた餅にさせないため、計画実行をしっかりチェックする一方、選択と集中、市民参加によって市民サービスの質を向上させるように訴えます。

また、議論を深め、意思決定をスピーディーにするため議員定数削減を訴えます。

2006年02月12日

弱者にやさしいまちづくりを!

障害者福祉にまで受益負担を求める国の考え方に強く反対するとともに、ソフト、ハード両面での福祉施策を拡充し、社会的弱者を地域で支え、守るよう訴えます。

福祉活動も大勢が参加すれば1人の負担は軽くなります。気軽に、無理せず、できる範囲で協力する体制づくりを進めるよう訴えます。

2006年02月07日

地域コミュニティの拡充

自分たちのことは自分たちで決める「真の自治」を確立するために、また防災や防犯、福祉や地域力を高めるためにも地域コミュニティを強化しなければなりません。

「子はかすがい」と言いますが、子どもたちは夫婦間に限らず、地域のかすがいにもなってくれます。イベントや文化活動、公共施設の有効活用などを通じてコミュニティの再構築を訴えます。

2006年02月04日

新産業都市を目指して!

企業が必死でコスト削減に努めているのに、行政は工業団地を点在させ、ひとつの製品を作るのに市内のあちこちを回らなければならない高コストのまちを造ってしまいました。

ただでさえ道路が足りないのに団地の分散によって必要以上に交通量を増やし、市民生活にも不便を生じさせています。もっと複眼的なまちづくりを訴えます。

IT時代に対応した産業支援施策の拡充、団塊世代の定年退職が始まる2007年問題も視野に入れ、伝統技術や豊かな自然を生かした観光施策、定住促進施策の展開を訴えます。

2006年01月31日

県央の核、新三条市の更なる飛躍に向けて

県央に救命救急センターを!

新潟、長岡の二大都市に挟まれた県央。このままでは地盤沈下は避けられません。現に市民サービスや地域力の格差が生じています。

例えば医療。三条市では昨年、3363人が救急車で運ばれましたが、うち26%、4人に1人は市内の病院で手当できず、市外まで運ばれています。市外搬送率は年々増えており、その大半は重病、重症患者です。脳こうそくなど1分1秒を争う病気や大けがの場合、新潟や長岡で倒れた人は助かっているのに三条では搬送時間がかかり過ぎて助からなかったという不幸も現実に起きています。県央に救命救急センターを設置する運動を進めるよう訴えます。

また新潟、長岡では大型店が閉店しても後継店が入ったり、行政が市民センターとして活用したりしていますが、三条では閉店したビルがすでに何年も放置されています。地域力の差が今後も広がれば三条は過疎地域となってしまいます。市民総参加で新しいまちづくりを展開しなければなりません。

2006年01月29日

基本方針

市政の情報を市民へ、市民の知恵を市政へ

「市民の声を市政へ」も大切ですが、その前にまず三条市が抱えている課題、練ろうとしている構想、可能な選択肢を市民にきちんと伝えることがより重要ではないでしょうか。こうした情報が市民に届いていないから、市民要望が偏ったり、莫大な投資をした公共下水道事業の加入者が少なく、赤字を私たちの税金で穴埋めするといった事態が起こるのではないでしょうか。

情報の分断、一方通行の議員活動が、「サービスをしてあげている」との誤った意識を行政に持たせたり、市民の市政参加を遅らせたりしているのではないでしょうか。特定の市民だけがサービスを受ける受益偏在型市政を生むのではないでしょうか。

これだけ人材がそろっている三条市です。市民と行政が情報を共有すれば、知恵は山ほど湧いてきます。私はまず情報を市民に伝え、それによって生まれてくる市民の知恵を市政に生かす仕事をしたいと願っています。

決意

下流側.jpg

三条市を流れる五十嵐川

ともに創りましょう、新しい三条市政を!

私は21年間、三条新聞の記者として三条市政を見てきました。その後2年3か月間、菊田真紀子代議士公設秘書の立場で三条市政に接してきました。

一昨年の7・13水害で大変な被害を被った三条市。都市間競争が激化するなか大合併した新潟、長岡両市の狭間に埋没しかねない三条市。このままで三条市は大丈夫なのだろうか。私自身は強い危機意識をもっています。

同時に三条市政、市議会の現状に不満も覚えています。大水害発生後、責任追及の議論はありましたが、この未曾有の危機をどう切り抜けるのか、ピンチをチャンスに変えるにはどんな努力をしなければならないのかといった議論はほとんどありませんでした。

その結果、五十嵐川改修事業は始まりましたが、この大事業を次のまちづくりのステップに結び付けようとする動きはなく、単発事業で終わってしまう様相となっています。

市政の問題は山積しています。解決するには私たちの世代が頑張らなければなりません。新しい三条市政を創り上げるために、記者として、地元国会議員の秘書として市政に接してきた経験を生かしたい、地域のため、市民のために働きたいとの想いから合併後の新しい市議会を作る最初の市議選に挑戦することを決意しました。どうかご指導ご支援下さいますよう、心から、切にお願い申し上げます。