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2020年04月21日

ウイルスにも負けず

ウイルスにも負けず
不景気にも負けず
退屈にもネオンサインの誘惑にも負けぬ
丈夫な心と体を持ち
マスクが売り切れていても
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日にインスタント食品と
持ち帰り弁当とスーパーで値引きされていた売れ残りの惣菜を食べ
あらゆる仕事を
インターネットのやり取りで済ませられるようにし
星野源とのコラボ動画にあった首相の部屋のような高級家具は
ひとつもない小さな部屋にいて
東に感染者の情報あれば
行って「悪者扱いしたり差別してはいけません」と近所の人たちに頼み
西に疲れた医療関係者あれば
行って「頑張ってください、みんながみなさんのことを頼りにし、感謝し、応援しています」と激励し
南に資金繰りに困っている事業者がいれば
行って「怖がらなくてもいいです。融資制度などの支援策もあるし、騒ぎが収まったら大勢のお客が必ず来て売れますから」と言い
北に言うことがコロコロ変わる評論家がいれば
「つまらないからやめろ」と言う
日照りのときは紫外線を浴び
寒さがゆるめばウロウロ歩いて運動不足を解消する
皆にイケノボーを勧め
ウイルス禍に滅入ることなく
油断もせず
そういう者に
私はなりたい

2020年04月07日

「いじめ、ダメ、絶対」「職業差別もダメ、絶対」

 「いじめや差別をなくそう」と言っている政府が、特定の職業に就いている人たちを差別している。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休校に伴う支援金のことだ。
 政府は臨時休校によって仕事を休まざるを得なくなった保育所や幼稚園、小学校、特別支援学校などの保護者に対して、雇われて働く人には勤め先に日額最大8330円、フリーランスには日額4100円を支給する。
 ただし「風俗営業等関係者」や「暴力団員」、「暴力主義的破壊活動を行った団体に所属する人」は対象外としている。
 具体的には「キャバレー、待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業」を行っている事業所で、接待業務を行っている人などは、いくら休校となった子どもの世話のために仕事を休んでいても支援金は支給しない。

 風俗業で働く人たちの支援団体は「職業差別だ。国が風俗で働く人たちへの差別や偏見を助長している」と批判、風俗業関係者も支給対象とするよう求めているが、加藤勝信厚労相は「雇用関係の助成金全般で風俗業関連は支給しないことになっており、休業対応の支援金も同様の扱いとなっている。現在、その取り扱いを変える考えはない」と話している。

 臨時休校に伴う支援金は、雇用の維持などを目的とする平時の施策ではない。
 新型コロナウイルスの感染が拡大している非常時に、これ以上の拡大を防ぎ、国民の命や健康、生活を守るために打ち出した施策だ。
 職業で対象を選別すべき性質の施策ではない。
 まして風俗営業は感染を広げやすい職種でもある。支給対象外として仕事を休む人を減らすより、休んでもらった方が感染拡大防止のためにも好ましい。
 なにより子育て中に風俗業に従事しなければならない人たちの背後には、様々な事情があることを国会議員や官僚たちは想像できないのだろうか。

 憲法14条には「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」とある。国家は国民を差別してはいけないのだ。