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2020年02月25日

児童相談所 追い返そうにも地元にない県央

 神戸市の児童相談所が深夜に助けを求めた小学6年の女子児童を追い返したことが問題になっている。
 2月10日午前3時半ごろのことだ。女児は一人で神戸市の児童相談所を訪れ、家庭内でトラブルがあったことを報告。
 「ママが『出て行け』と言ったから出てきた」と助けを求めた。
 応対した男性は女児と直接、会おうともせず、インターホン越しに「警察の方に行ってくれる?」と保護を拒んだという。
 女児は30分後、同センターから約300㍍離れた交番に助けを求めて保護された。

 男性は神戸市が夜間や休日の対応を委託しているNPO法人のスタッフだった。
 神戸市は平成16年度まで児童相談所の職員が宿直し、駆け込み相談などに対応していたが、17年度からは阪神・淡路大震災後の行財政改革で当直業務をNPOに委託。男性スタッフは5年ほど前から勤務してきた。
 マニュアルには、電話応対で「相手が虐待通報などの緊急の用件を伝えてきたとき」は市職員に連絡するよう定めてあるという。来所については「入館の可否が判断できないときには、一時保護係の職員に伝達する」とあるだけで、スタッフが入館の可否を判断できるようにも解釈できる書き方になっていた。

 男性スタッフは「比較的年齢が高いように見えた。発言からもふざけているように見え、緊急性が感じられなかった」と説明。
 神戸市は「委託先が適切かどうかも含めて検討したい」としているが、神戸市議会には
 「そもそも児童福祉司などの資格を持たないスタッフに女児を保護する権限はない」
 「このスタッフはとんでもないと思われているようだが、問題は人ではなく、権限のないスタッフに当直を任せているシステムにある」といった意見もあるようだ。

 新潟県内の6つの児童相談所はいずれも夜間や週末は相談を受け付けていない。
受け付け時間は平日の午前8時半から午後5時15分まで。
 深夜は応対も何も、窓口が締まっているのだから、女児が逃げ込もうとしてもインターホン越しに話すことすらできない。
 県央にはそもそも児童相談所がなく、県央5市町村は新潟市江南区にある中央児童相談所が管轄している。
 新潟、長岡、上越、新発田、南魚沼にあって県央にはない児童相談所。夜間の追い返し以前に、まず設置から求めていかなくてはならない。

2020年02月10日

ジャイアント馬場ロード

 鳥取県境港市のJR境港駅前は、かつては全国の他の商店街と同じく、空き店舗が目立つシャッター通りだったという。
 同市出身の漫画家水木しげるさんの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』などに登場する妖怪のブロンズ像を設置した「水木しげるロード」として再出発したのは平成5年。当初は鬼太郎やねずみ男など23体だった妖怪たちは、その後徐々に増えて現在は170体以上が並ぶまでになっている。
 それに伴って観光客も当初の2万人から100万人以上に増加。平成22年に水木しげる夫妻の人生を描いた『ゲゲゲの女房』がNHK連続テレビ小説で放送されると3百万人を超え、水木しげる記念館や妖怪神社には行列ができた。
 JRは「鬼太郎列車」を運行。シャッター通りだった商店街は日本でも有数の「観光対応型商店街」に生まれ変わった。

 「境港を参考に、三条も観光対応型の取り組みを進めてはどうか」という意見が産業界にある。
 水木さんが境港市で育ったのに対し、三条市で生まれ育った著名人にはプロレスラーで名誉市民のジャイアント馬場さんがいる。
 昨年12月に三条市が体育文化会館開館記念事業として行ったジャイアント馬場没後20年記念展には、全国各地から3日間で7000人が来場。渋滞が発生したほどで、没後20年となってなお衰えることのない馬場さん人気の根強さを示した。

 「馬場さんの巨大な像を建てるとともに、十六文サイズの馬場さんの足跡を各商店街に付け、それを追うといろいろな店を回れるようにできないものか」というアイデアもあれば、
 「ジャイアントサイズのラーメンや餃子などを提供する食堂があったら楽しい」
 「十六文サブレや十六文型のひこぜんなどがあれば、プロレスファンの土産になる」
 「弥彦線の高架柱にドリー・ファンク・ジュニアやスタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、デストロイヤーなど馬場さんのライバルたちや十六文キック、河津落としなど馬場さんの得意技を描けないか」といったアイデアもある。
 なんとかして実現したいものだ。