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新しい酒は新しい革袋に、新しい時代には新しい図書館を!

 大分県杵築(きつき)市立図書館が「アイデアストア」を宣言した。
 「知恵の販売店」といった意味らしい。インターネットの普及や書籍の電子化が進み、紙媒体が歴史的転換点を迎えているいまだからこそ、納税で成り立つ公立図書館の役割を見直す必要があるという。
 単なる貸し出しサービスに終始するのではなく、市民が必要とする知恵の拠り所になるとの決意を込め、「ご利用の皆さまの知的創造のお手伝いをいたします」「すべての納税者にご満足いただける図書サービスを発信します」「『読みたい本』はもとより『自らを助ける本』をコーディネートします」と宣言している。
 2か月ごとにテーマを変えて「推し本」を紹介し、セミナーを開催する一方、雑誌購入費用を負担するスポンサーを募集したり、地域資料収集について市民に協力を呼び掛けたりしている。

 好評なのが通帳型の読書記録帳という。
 金融機関の預金通帳そっくりの記録帳に貸し出し年月日と書名、著者名、本の販売価格が記録されていくもので、月末にはその月の合計利用冊数と合計販売価格が印字される仕組みとなっている。
 以前、提供していた自分で記入するタイプの記録用紙は人気がなかったことから、自動的に印字される設備を導入した。自分が読んだ本の記録が増えていく楽しみも加わり、「もっと多くの本を読みたくなった」という子どもも増えているという。
 いつ、どんな本を読んだのか記録を残せる帳面は生涯の思い出にもなりそうだ。

 三条市も新しい図書館の建設準備を進めている。
 三条小学校跡地に図書館と理科センター、鍛冶ミュージアムの複合施設を建設する計画で、ことしは基本設計を行い、3年後の開館を目指している。
 浜松市や神戸市、大阪市などの公立図書館では電子書籍を貸し出す電子図書館サービスも始めている。図書館の窓口でIDとパスワードを発行してもらえば、パソコンやタブレット、スマートフォンで好きなときに電子書籍を読めるようにするサービスだ。
 三条市の新しい図書館も新しい時代に対応した施設にしなければならない。

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