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生徒会長、多数派は女性

 個人的な印象だが、小学校の児童会長は「良い子」、中学校の生会長は「できる子」、高校の生徒会長は「真面目な子」というイメージがある。
 小学校の児童会長には先生の評価が高くて成績も性格も良い子が選ばれる。
 中学校の生徒会長は先生よりも生徒の評判が良い子が選ばれる。
 高校は友だちの推薦を断り切れないタイプがなる場合が多い。
 偏見かもしれないけれど。

 中学校や高校の生徒会は生徒の投票によって会長を選出する。
 以前は男子の会長が多かった。女子の会長は珍しかった。
 いま三条市内9つの中学校のうち第一中、第二中、第三中、第四中、本成寺中、栄中の6校で女子生徒が生徒会長を務めている。
 男子の会長は大崎中、大島中、下田中の3校だけだ。
 大崎中も過去4年間は女子が会長で、男子が会長になったのは5年ぶり。大島中では昨年、下田中でも3年前は女子が会長だった。
 生徒会長だけでなく、体育祭の応援団長なども女子という学校は多い。性別を特に意識せず、チームや生徒会をまとめ、リードしていくことができる生徒を会長に選んだ結果が女子だったということらしい。

 性差別撤廃に関して日本は遅れているとの指摘がある。
 政府は平成11年に男女共同参画社会基本法を施行し、社会のあらゆる分野での男女共同参画の実現を目指しているが、先日も東京医科大学が入試で女子と4年以上の浪人生の点数を減額していたことが明らかになるなど、性差別は依然として存在している。
 医学界だけではない。政界、官界、産業界などでも女性の進出は遅れている。

 かつて日本の女性は家にいて家事全般を引き受け、親を含めた家族の面倒を見続けるという生活が当たり前だった。女性は家族に尽くす存在だった。
 核家族化が進み、共働きが増えると、家事を手伝う夫が増えた。
 若い世代は料理、洗濯、掃除いずれも夫婦で分担するのが当然となっている。
 いまの中学生たちが社会に出て、家庭を築くころには性別にこだわらず、外で働きたい方が外に出て、家にいたい方が育児休暇を取得して子育てに専念する世の中になるかもしれない。

 中学校の生徒会を見ていると、主婦も主夫も珍しくない社会がすぐ近くまで来ているように思える。

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