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iPhone10年

 アップル社がiPhoneを発売して10年が過ぎた。電話だけでなく、電子メールやインターネット、カメラ、音楽、ゲームなど、さまざまな機能を詰め込んだ携帯端末の登場によって世の中は大きく変わった。十年一昔というが、いまや電車内で本や雑誌を読んでいる人は少数派となった。代わってスマートフォンをのぞきこみ、LINEなどSNSのやり取りをしたり、動画に見入ったり、ゲームに熱中している人が増えた。イヤホンで音楽に聴き入っている人も多い。改札口の出入りも、コンビニなどでの買い物も、決済はスマホで済ませる人が増えている。

 スマホのような小さくて精密な製品づくりは日本のお家芸だったはずだが、実際は米国のアップルと韓国のサムスン電子が先行。それをファーウェイやオッポなどの中国勢が追い上げている。ソニーや富士通などの日本勢は劣勢だ。ハード面の競争以上に激しいのがソフトの開発競争で、世界中の開発者がゲームや音楽などのエンターテイメント系、スケジュール管理などのビジネス系、加工や編集などの画像処理系、ニュースなどの情報系といったアプリ開発にしのぎを削っている。

 スマホを使った新しいビジネスモデルも登場している。例えばタクシー。位置情報などスマホのさまざまな機能を組み合わせて使う「配車アプリ」というものが登場した。これを使うと、近くにいるタクシーを早く呼ぶことができるうえ、何分後に到着するのか、目的地までいくらかかるのかなどが乗車前に分かるようになる。決済もスマホで行うので運転手と現金のやり取りをせず、すぐに降りることができるという。
 iPhone発売からわずか10年でここまで変わってしまった。この先の変化はもっと早いのかもしれない。
 近いうちに医者や美容院、居酒屋などの予約も、ピザやラーメンなどの出前も、食料品や日用雑貨の宅配サービスも、スマホで行うのが当たり前の世の中になるのだろう。
 県央の産業界にはどんな影響があるのだろう。

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