« 子ども議会 | メイン | 学力テスト »

とっく 特区 得?

 また特区が始まる。
 小泉純一郎政権が始めたのは「構造改革特区」だった。規制緩和の促進を目的に、小学校から高校まで国語以外はすべて英語で授業を行う「外国語教育特区」や、農家が自家産米で仕込んだどぶろくを製造、販売できる「どぶろく特区」など、政府はこれまでに1189件の特区を認めてきた。
 安倍晋三政権はこれだけでは足らず、新たに「国家戦略特区」を始めることにしている。世界で一番ビジネスのしやすい環境をつくることが目的で、国家戦略特区を突破口として大胆な規制改革などを実行するという。15日召集の臨時国会に関連法案を提出し、成立後は新たに任命する国家戦略特区担当相をはじめ全閣僚が参加する推進本部を設置し、首相が本部長を務める。

 特区には批判もある。「本当に改革を進めるなら規制緩和を特別な区域だけに限定せず、全国で進めるべきだ。特区から始めて効果があれば全国にというのは官僚が逃げるときの常套句で、どうでもいいようなものは別として本格的な改革を特区から全国に広げた例はない。そもそも地方分権を進め、地方政府に立法権や徴税権を移譲するなら特区など必要ない。特区は中央集権を守るための地方の不満のガス抜き装置だ」というものだ。

 だからといって特区を無視していると都市間競争に置いて行かれる。
 政府には国家戦略特区に関し、すでに地方自治体や民間企業から62件の提案が届いている。
 そのなかには新潟県と新潟市、上越市、聖篭町による「エネルギー戦略特区」がある。これは日本海横断ガスパイプラインで新潟県とロシア・ウラジオストックを結び、さらに新潟県から関東へのパイプランも整備して天然ガスを大消費地に供給するといったものだ。
 新潟市はほかにも新潟市を食料輸出入基地、食の流通拠点とする「ニューフードバレー特区」などを提案している。商売しやすいまちづくりは県央の生命線でもある。注視していかなくてはならない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://sugihit.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/218

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)