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フランスに見習うべきは・・・

 フランソワ・ミッテラン氏はフランス大統領に就任した昭和56年、記者団に愛人問題を質問されて「それが何か?」と答えた。フランスはもともとそういう国だが、最近は自由奔放に拍車がかかっている。
 ニコラ・サルコジ大統領は3度、結婚している。2度目の前妻とは最初の妻と結婚している間に付き合い始めた。このころは前妻にも夫がいた。つまりダブル不倫。熱烈な恋だったはずなのに、夫婦になったら冷めてしまったようで、前妻は別の男と駆け落ちした。
 サルコジ氏が大統領就任後に結婚した現妻カーラ・ブルーニ夫人は元トップモデルで歌手。ミック・ジャガーやエリック・クラプトン、ドナルド・トランプ、ケビン・コスナーなどと浮名を流し、ヌード写真集も出している。日本の首相が在職中に離婚、13歳下の女性歌手と再婚し、その夫人がヌード写真集を発売したら、世論はどうなるだろう。
 6日の決選投票でサルコジ氏に勝ち、17年ぶりに社会党政権を誕生させるフランソワ・オランド氏は、サルコジ氏と正反対。1度も結婚していないが、30年近く内縁関係にあった女性との間に4人の子どもがいる。相手は元下院議員で平成19年の大統領選に出馬し、サルコジ氏に敗れたセゴレーヌ・ロワイヤル氏。5年後の大統領選でサルコジ氏を破ったオランド氏は恋人の仇を討った形だが、2人はすでに別れている。
大統領選に出馬するために女性関係を清算したわけではない。オランド氏は現在、女性ジャーナリストのバレリー・トリエルバイレール氏と同居している。2人は入籍していないが、事実婚の状態にある。オランド大統領のもと、フランス初の「未婚のファーストレディー」が生まれることになる。
 サルコジ氏は決選投票後、支持者を前に「選挙結果は民主と共和に基づいた国民の選択だ。オランド氏が新しい大統領になる。これは尊重されなければならない」と述べ、オランド氏には「試練のなかでの幸運を祈る」とエールを送った。
 日本では選挙に負けた後、いつまでもグダグダと文句を言い続ける陣営が多い。男女関係はともかく、有権者の選択を尊重する姿勢は民主主義の基礎を作ったフランスを見習いたい。

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