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ブドウは大島 武道は燕

 県立施設と言われても、思い浮かぶのは高校と病院、テクノスクールくらいしかない。文化施設やスポーツ施設は出てこない。県央に生まれ育った者の悲しい現実だ。
 よそにはたくさんある。新潟市にはサッカー場(東北電力ビッグスワンスタジアム)、野球場(ハードオフエコスタジアム新潟)、自然科学館、図書館、植物園、万代島美術館、生涯学習センターなどがある。新潟市は県と同等の力を持つ政令指定都市。野球場にしろ、図書館にしろ、りっぱな市立施設があるのに県立も新潟市にある。
 長岡市には県立近代美術館や歴史博物館、屋内総合プールある。柏崎市には夏はプール、冬はスケートリンクの柏崎アクアパークや、キャンプ場、温泉、体験工房などを兼ね備えた大型児童館こども自然王国がある。上越市には県立上越科学館や大潟水と森公園がある。
 県が県立武道館の検討を始めた。武道は来年度から中学校の必修科目になる。県立武道館がないのは新潟など4府県だけで、他の都道府県は整備済みだ。新潟県は今年度、検討有識者会議で武道館の必要性などを協議し、必要と判断されれば来年度以降に適地を含めた基本構想をとりまとめることにしている。いまのところ燕市と上越地域が誘致に名乗りを上げている。
 武道と言えば燕だ。燕中学校はことし8月に開かれた全国中学校剣道大会の女子団体で、2年連続優勝を成し遂げた。平成18年の初優勝から20年、22年と同大会を制覇しており、ことしが4回目の日本一だ。
 生徒たちがこれだけ頑張っているのだから、おとなたちも武道館の誘致合戦で上越市に負けるわけにはいかないだろう。元県職員で知事政策局政策監などを務めた鈴木力燕市長の腕の見せ所だ。県央には県立の文化・スポーツ施設がない。かつて官民挙げて中越社会文化施設の誘致運動を展開したこともあったが、長岡市に敗れた。武道館は県立施設誘致のチャンスでもある。燕市単独で上越市と戦うのは厳しくても、県央全体で取り組めば可能性はある。三条や加茂、田上、弥彦も燕を応援すべきではないだろうか。

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