地震
東日本巨大地震のため、しばらく更新を見合わせます。
一刻も早い救助、救援を心から願います。
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東日本巨大地震のため、しばらく更新を見合わせます。
一刻も早い救助、救援を心から願います。
長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が好きな野球ファンは多い。長嶋ファンの多くは長男の一茂氏の言動にやきもきしたり、ヒヤヒヤさせられている。テレビのワイドショーが京都大学などの入試問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板に投稿された事件を取り上げたときもそうだった。アナウンサーや他のコメンテーターが、受験に不公正があってはならないなどと正論を説いているときに、一茂氏は「でもカンニングくらい、いいんじゃないですか。僕もいつもしてましたから」。他の出演者は一瞬、顔を引きつらせたが、すぐに一茂氏の発言を無視して一般的な正論に戻った。
同志社、立教、早稲田、京大の試験会場内から携帯電話で英語や数学の入試問題を「ヤフー知恵袋」に投稿したのは仙台市の19歳の男子予備校生だった。机の下で左手で操作して投稿したのだという。京都府警は予備校生を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。大学入試、またはそれに関連する業務を予備校生が妨害したとの判断だ。逮捕後、京都府警に被害届を出した京大に対する批判も強まっている。「大学の自治、自由な学風が失われた」「前途ある若者の未来にも配慮すべき」というOBもいる。
今回のカンニング方法、アイデアも度胸もなかなかのものだ。同志社、立教、早稲田で試し、本番の京大に挑戦するあたりも頼もしい。たぶん一茂氏のカンニング方法よりもテクニックは数倍、高度だろう。一時期、流行った一芸入試で大学側が欲しがったのは、こうしたユニークな人材ではないだろうか。結果的にカンニングがばれて受験には失敗した。こういう人材は大学なんかに行くより、ビジネスでアイデアや度胸を開花させた方がいい。大学側に「面白い人材を採り損ねた」と思わせるようこの先、頑張ってほしいものだ。