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2010年01月23日

救命救急 魚沼を追い越せ!

 県央の救命救急センター設置事業が大きく前進した。救命救急センターを併設する基幹病院等のあり方検討会議(仮称)第3回知事・市町村長・医療関係者等合同会議が18日に県庁で開かれ、同センターの形態をセンター単独型ではなく、病院併設型とすることで合意したのだ。同会議のメンバーは知事と三条、燕、加茂、田上、弥彦の市町村長、県央4医師会、7病院の代表。次回は診療科目とベッド数を協議し、ことし3月末までに案を固めることで一致した。
 昨年8月、11月に続く3回目の合同会議では、協議前に新潟大学大学院救命救急医学分野の遠藤裕教授の講演を聴いた。県央の救急搬送は頭部、循環器、呼吸器、消化器の中等症患者の2割から3割、交通事故などによる中等症以上のけが人の4割が、新潟や長岡など県央以外の医療機関まで運ばれている。遠藤教授はこうした状況を踏まえ、県央の救命救急センターには専従医師が最低2人、循環器、脳神経、麻酔各科の医師が最低各3人、神経、整形外、小児、産婦人各科の医師が最低各2、3人は必要と説いた。
 医師数は最低限19人から23人は必要ということになる。それだけの医師を抱える医療施設を運営するには、ある程度のベッド数がなくては経営が成り立たない。それ以前に、それだけの医師数を確保するには福利厚生面だけでなく、若手の医師がさまざまな症例を学ぶ機会を確保するためにも、一定以上の規模が必要となる。遠藤教授は県央の救命救急センターは20ベッド、併設病院は500ベッド前後が適当ではないかとの考えを示した。
 形態は決まった。診療科目とベッド数も3月末までに決めることになった。その後はいよいよ設置場所と運営形態の協議となる。場所に関する県央の各首長の意見は異なっている。いまの段階ではそれぞれが「うちの地域に」と主張するのはやむを得ない。運営形態も県など行政が設置して行政が運営する公設公営、行政が設置するが運営は民間が担う公設民営、設置も運営も民間で行う民設民営のどれがベストか、一概には言えない。これからの検討となる。一致しているのは「県央には救命救急センターが必要であり、できる限り早く設置した方が良い」という点だ。
 県央は魚沼より人口が多いのに、救命救急センター整備に関しては魚沼に先を越された。魚沼は公設民営で平成23年着工、27年開院と決まっている。県央も環境は整いつつある。関係者が住民の命を守るために真剣に話し合えば、魚沼を抜き返すことも不可能ではない。

2010年01月08日

スクールバス

 三条市はことし4月からスクールバスの運行を全面的に見直す。現状は市町村合併以前のまま。旧三条にはスクールバスがなく、遠距離の子どもたちは路線バスや市内循環バスを利用している。旧下田では森町小、飯田小、長沢小、下田中で、旧栄では栄北小で市直営のスクールバスを運行、栄中では保護者がスクールバスを運行している。市直営の利用は無料。路線バス利用者への補助は運賃の半額だけで、残りは自己負担。栄中のバスも保護者負担がある。こうした不公平を解消するとともに、子どもたちの安全確保のために、スクールバス運行地域を全市に拡大することにした。
 エリア拡大と同時に運行基準も見直す。現在、スクールバスを利用できる子は、小学生は自宅から学校までの距離が概ね4㌔以上、中学生は概ね6㌔以上に限っている。小学1年生と6年生では体力がまったく違う。夏と冬では日暮れの時間も違う。夏は快適な田んぼ道が、冬の吹雪いた日などは道路と水路の見分けも付かない危険な道になる。
 来年度からは子どもたちを小学1、2年の低学年、3年から6年までの高学年、中学生の3グループに分け、夏期と冬期で運行基準を変えることにした。夏期は4月から11月までの8か月。小学低学年は概ね3㌔以上、高学年は4㌔以上、中学生は6㌔以上を対象とする。12月から3月までの冬期は、さらに対象を拡大し、小学低学年は概ね3㌔以上、高学年も3㌔以上、中学生は4㌔以上とする。
 この見直しによって来年度から夏期には新たに井栗小、西鱈田小、大崎小、大島小、栄中央小、大面小でもスクールバスを運行することになる。加えて冬期には第四中、本成寺中、大島中、栄中でも市直営バスを運行する。対象児童生徒数は現在の5校256人から新年度夏期は11校310人に、冬期は15校807人に増える。
 スクールバスに関しては、「歩かせた方が強く、健康な子になる」という意見もある。その集落で育ち、自分も歩いて学校に通った父親にこうした意見が多い。その家に嫁いだ母親は「こんな危ない道を歩かせるなんて」と心配する。第一は交通事故。歩道も整備されず、除雪も十分でない地域となると、市も反論できない。不審者への懸念もある。人家から離れた暗い道を歩かせたくない親の気持ちも分かる。
 第一中学校区に小中一貫一体校を造る計画がある。四日町小、南小、条南小を統合することになれば、通学対策も必要になる。それらも見込んでのスクールバス運行の見直しだ。一貫校はモデル学区だけの問題だと思っていたが、思わぬ影響が全市に波及した。

2010年01月02日

謹賀新年

 新年 明けましておめでとうございます。
 昨年は大勢の皆様のお世話になりました。心から感謝申し上げます。
 新年は三条市議選の年です。
 前回市議選で訴えた救急医療体制に整備については、前進はしましたが、まだ目標達成に到っていません。一次医療を担う応急診療所は草野恒輔三条市医師会長をはじめとする県央4医師会の先生方のご尽力によって昨年4月に開所されましたが、救命救急センターは本格的な協議が始まったばかりです。センター実現に向けてさらなる努力が必要です。
 また市議会刷新に関しても、定数削減は実現はしましたが、削減数はわずか4人。議会のあり方を抜本的に見直したとは到底言えない、単なる経費削減のための定数減にとどまっています。市の意思決定機関である市議会は、スリムで機能的、必要なことは迅速に決められるものでなければ、多様化する市民要望に応えられません。3か月に1回しか開かない定例会主義から、いつでも予算や条例を迅速に審議、決定できる通年議会に変えるべきです。
 4月の市議選に向け、決意を新たに頑張りたいと思います。
 ご指導ご支援の程、よろしくお願い致します。