コンビニ納付 来年1月から水道と下水道料金
三条市の水道や下水道料金は、来年1月からコンビニでも納付できるようになる。市は税や保育料などのコンビニ納付も検討を始めた。
水道料金や市税などは現在、口座振替のほかは、市役所と金融機関の窓口だけで受け付けている。受け付け時間は市役所が平日の午前8時30分から午後5時30分まで、金融機関は午前9時から午後3時まで。週末などの時間外窓口サービスでは受け付けていないため、平日の日中、働いている市民が窓口で納めようとすると、昼食や休み時間を潰すしかないのが現状だ。
市は来年1月から水道と下水道料金をコンビニ各店でも支払えるようにした。すでに収納代行サービス業者も決定済みで、市内はもとより国内すべてのコンビニ店で24時間、支払い可能となる。市民は休み時間に急いで金融機関や市役所に納めに行かなくてもよくなる。
市民税や固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国保税、介護保険料、保育料、市営住宅使用料など市が徴収する税などのコンビニ収納についても、関係各課の担当者レベルによる委員会を設置、検討を始めている。来年度以降、できるものから順次、コンビニ収納を行うことにしている。
コンビニが電力、ガスなどの公共料金の収納代行を始めたのは昭和62年。20年目の今年度、最大手のセブンーイレブン・ジャパンや3位のファミリーマートは料金収納代行の取扱高が、本業の物品販売の売上高を上回るまでになっている。
全国的にこれだけ普及しているのに、三条市がなかなかコンビニ収納に踏み切らなかったのは、手数料が高いため。金融機関の口座振替手数料が1件当たり10円50銭なのに対し、コンビニは5倍以上の53円55銭。経費がかかりすぎるとして二の足を踏んできた。
国定市長は市民の利便性向上が第一であって、多少のコスト負担はやむを得ないと判断、コンビニ収納の導入を決めた。
三条市の場合、水道料金の窓口納付率は件数ベースで13%。これに対して軽自動車税の窓口納付率は56%、市民税(普通徴収)は53%、介護保険料(普通徴収)は52%と、口座振替より窓口納付の方が多くなっている。これらのコンビニ収納を始めれば、水道料金以上に利用が増えそうだ。
18年度の市税の収納率は91・7%、国保税は80・8%、水道の有収率は87・7%。市ではコンビニ収納によって収納率が向上することも期待している。
ちなみに県内の市町村でコンビニ収納を行っているのは5市町だけ。湯沢町は水道料金と税、新潟、上越、村上、五泉の4市は水道料金のみのコンビニ収納を行っている。民間なら当たり前の利用者サービス。行政の場合は周囲が遅いために、対応の遅さがそれほど目立たない。(スキップビート66 11月24日付け三条新聞)