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栄インターチェンジ

 県央の都市基盤面の財産と言えば新幹線駅と高速道路IC(インターチェンジ)。そのICをもうひとつ、県央が持てる可能性がある。北陸自動車道・栄PA(パーキングエリア)へのスマートIC設置だ。
 スマートICとはETC(ノンストップ料金収受システム)専用の簡易型IC。
 国土交通省は平成16年度から高速道路PAにスマートICを設置する社会実験を進めてきた。これまでに全国35か所で実施。新潟県内では16年12月から黒崎PA、17年から新井PA,大和PA、ことしに入って豊栄SA,大潟PAの計5か所で行っている。
 国が行う事業だけに地元負担は少ない。大和PAの場合、全体事業費は約2億8000万円。このうち高速道路敷地内のゲート設置工事など約2億2000万円は国が支出しており、地元南魚沼市の負担はアクセス道路などの約6000万円にとどまっている。周辺開発や地域の利便性向上を考えたら、安い。
 栄PAにICができたら栄地区はもちろん、三条の嵐南地区や下田地区からの利用も見込まれる。上り線を利用するのに嵐南から三条燕インターまで戻ったり、中之島見附インターまで向かうこともなくなる。
 完売していない金子新田工業団地や川通工業団地をはじめ、周辺地域の魅力も一挙に増す。
県央南部線構想もある。県央の東西軸が国道289号線だけでは不十分なため、南側にも広域幹線道路を整備しようという構想だ。大崎地区から総合運動公園、金子新田工業団地、栄PA付近を通って信濃川を渡り、分水に抜けるルートを念頭に、関係機関が研究を始めている。公共事業費が削られ、289号線や403号線三条北バイパスがなかなか進まない現状にあって、新たな広域幹線道路の実現は容易ではない。栄ICができれば、そのアクセス道路として県央南部線の重要性が高まる。南部線を進めるためにも、栄ICが必要だ。
社会実験で設置できれば一番良かったのだが、スマートICは実験から本格実施の段階に入ろうとしている。国交省はことし7月、スマートICの制度実施要綱を策定、地方自治体の発意でスマートICを設置できる仕組みを作った。
 設置にあたっては国交省、地方自治体、高速道路会社などで地区協議会を設け、ICの社会便益や周辺の安全性、採算性、整備方法などを協議することになった。IC本体の整備は原則として接続する道路の管理者、つまり市道に接続するなら市、県道なら県が行い、国や高速道路会社は可能な限り協力することになっている。ETCの料金徴収設備や高速道路内の標識などは高速道路会社が整備する。
 小林清燕市長は選挙公約にも掲げただけに、栄ICに前向きだ。社会便益や採算性に関する説得力を増すためには三条商工会議所や栄商工会など業界の協力も必要だ。
そもそも大和PAや豊栄SAに設置されて栄PAに設置されていない方がおかしい。これ以上、置いてきぼりをくわないために、さっさと動かなくてはならない。(スキップビート13 8月20日付け三条新聞)

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