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2006年01月31日

県央の核、新三条市の更なる飛躍に向けて

県央に救命救急センターを!

新潟、長岡の二大都市に挟まれた県央。このままでは地盤沈下は避けられません。現に市民サービスや地域力の格差が生じています。

例えば医療。三条市では昨年、3363人が救急車で運ばれましたが、うち26%、4人に1人は市内の病院で手当できず、市外まで運ばれています。市外搬送率は年々増えており、その大半は重病、重症患者です。脳こうそくなど1分1秒を争う病気や大けがの場合、新潟や長岡で倒れた人は助かっているのに三条では搬送時間がかかり過ぎて助からなかったという不幸も現実に起きています。県央に救命救急センターを設置する運動を進めるよう訴えます。

また新潟、長岡では大型店が閉店しても後継店が入ったり、行政が市民センターとして活用したりしていますが、三条では閉店したビルがすでに何年も放置されています。地域力の差が今後も広がれば三条は過疎地域となってしまいます。市民総参加で新しいまちづくりを展開しなければなりません。

2006年01月29日

基本方針

市政の情報を市民へ、市民の知恵を市政へ

「市民の声を市政へ」も大切ですが、その前にまず三条市が抱えている課題、練ろうとしている構想、可能な選択肢を市民にきちんと伝えることがより重要ではないでしょうか。こうした情報が市民に届いていないから、市民要望が偏ったり、莫大な投資をした公共下水道事業の加入者が少なく、赤字を私たちの税金で穴埋めするといった事態が起こるのではないでしょうか。

情報の分断、一方通行の議員活動が、「サービスをしてあげている」との誤った意識を行政に持たせたり、市民の市政参加を遅らせたりしているのではないでしょうか。特定の市民だけがサービスを受ける受益偏在型市政を生むのではないでしょうか。

これだけ人材がそろっている三条市です。市民と行政が情報を共有すれば、知恵は山ほど湧いてきます。私はまず情報を市民に伝え、それによって生まれてくる市民の知恵を市政に生かす仕事をしたいと願っています。

決意

下流側.jpg

三条市を流れる五十嵐川

ともに創りましょう、新しい三条市政を!

私は21年間、三条新聞の記者として三条市政を見てきました。その後2年3か月間、菊田真紀子代議士公設秘書の立場で三条市政に接してきました。

一昨年の7・13水害で大変な被害を被った三条市。都市間競争が激化するなか大合併した新潟、長岡両市の狭間に埋没しかねない三条市。このままで三条市は大丈夫なのだろうか。私自身は強い危機意識をもっています。

同時に三条市政、市議会の現状に不満も覚えています。大水害発生後、責任追及の議論はありましたが、この未曾有の危機をどう切り抜けるのか、ピンチをチャンスに変えるにはどんな努力をしなければならないのかといった議論はほとんどありませんでした。

その結果、五十嵐川改修事業は始まりましたが、この大事業を次のまちづくりのステップに結び付けようとする動きはなく、単発事業で終わってしまう様相となっています。

市政の問題は山積しています。解決するには私たちの世代が頑張らなければなりません。新しい三条市政を創り上げるために、記者として、地元国会議員の秘書として市政に接してきた経験を生かしたい、地域のため、市民のために働きたいとの想いから合併後の新しい市議会を作る最初の市議選に挑戦することを決意しました。どうかご指導ご支援下さいますよう、心から、切にお願い申し上げます。

杉井ひとしのプロフィール

昭和36年12月 三条市生まれ
  52年 3月 大崎中学校卒業
  55年 3月 三条高校卒業
  55年 4月 専修大学文学部人文学科入学
  57年 2月 三条新聞社入社
          主に三条市政を担当
平成15年11月 菊田真紀子代議士
          公設秘書
  18年 4月 三条市議会議員に初当選
  22年 4月 三条市議会議員2期目当選